(夏)田楽灯ろう
田楽灯ろうの情報

古書によると「寛治3年(1089年)後三年の役の時、清原武衝との戦いに、八幡太郎義家は6月26日、金沢の柵との距離を測るために、剱花山の頂点へ竿を結んだ灯ろうを立て、金沢の柵の灯と、ほかの一点の灯を結んで測量した」といいます。
この故事にちなんで田楽灯ろうの伝統行事が起こったものとものと思われ、その昔は無地の白紙に、思い思いの絵を描いたと伝えられています。元和4年(1618年)には佐竹山城守が山城堰の開削を行い、五穀豊穣を祈願以来、田楽灯ろうにも「豊年満作・家内安全」等と書き込まれるようになりました。
このように、約900年の歴史がある田楽灯ろうは、昭和44年から現在の田楽灯ろうコンクールとして、毎年続けられています。大森地域として大切に保存し、継承しなければならない伝統行事です。
田楽灯ろうの基本情報
期間 | 毎年7月19日 |
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場所 | 秋田県横手市大森町字大森(赤レンガ蔵前) |
交通 |
秋田自動車道横手北スマートインターチェンジから車で約12分 |
料金 | |
問合せ先 | 横手市大森地域課産業建設係 電話番号:0182-26-2116 |
URL | |
備考 | 赤レンガ蔵前にて田楽灯ろうコンクールを開催 |
令和4年度の田楽とうろうコンクール
令和4年度の田楽とうろうは、新型コロナウイルス感染症の影響により、町内パレードなどのイベントは中止となりました。ですが、本行事の保存・継承のために第51回目のコンクールを開催し、町内の児童・園児の皆さんから41作品の応募がありました。厳選な審査を行い、14名のみなさんが入賞されました。
すべての応募作品は、下記の4施設のいずれかに8月18日まで掲示されておりますので、こどもたちの力作をぜひご覧ください。
【掲示施設】 大森地域局庁舎入り口・大森図書館・秋田県南部老人福祉総合エリア(シルバーエリア)・羽後信用金庫大森支店
地図
このページに関するお問い合わせ
大森地域局大森地域課産業建設係
〒013-0514 秋田県横手市大森町字大中島268番地 大森庁舎
電話:0182-26-2116 ファクス:0182-26-3200
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