興文館東海林書店(国登録有形文化財)

ページID1004390  更新日 2021年9月28日

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特徴・見所

写真:興文館東海林書店

建築年代
主屋:大正期、座敷蔵:明治2年

当家は、戦国時代の増田城主、土肥家の家老を務めた旧家です。12代重太郎氏は初代秋田県議会議員を、13代重太郎氏も秋田県議会議員を勤められ、増田感恩講創立の中心として携わった方です。書店は、明治18年に開業し、現在に至っています。
当建物は、切妻造り妻入りの家屋が多い増田地区には数少ない入母屋造り平入りの商家です。主屋は大正期に改築され、またその奥には座敷蔵が納まっています。玄関から裏木戸まで通り土間を介して一直線に望むことができます。
通り土間は院内石で敷かれ、南側には造り付けの縁が設けられており、外には増田地区では珍しい庭が設けられています。庭の眺望や採光を考え取り付けられたと思われるガラス戸が建て付けられ、居住棟の南側上部全面に設けられた背の高いガラス窓からの採光と相まって、明るく開放感のある通り土間の空間を作り出しています。
座敷蔵は明治2年に上棟され、増田地区に現存する蔵の中でも古いものに属しています。

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