横手市食生活改善推進協議会『大雄支部』の取り組み
横手市食生活改善推進協議会から(私たちの健康は私たちの手で)
「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに健康寿命延伸をめざし、バランスのとれた食生活の定着を目的に事業を進めています。子どもから高齢者までの健全な食生活を実践する活動に取り組み、地産地消、郷土料理や行事食、食文化の継承などの大きな視点からも食育を捉え、健康づくり活動を行っています。
食生活改善推進員とは?
『食生活改善推進員』(通称:ヘルスメイト)とは「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに食を通じて地域の健康づくりを推進するボランティアです。自分や家族のバランスの取れた食生活の定着はもちろん、隣近所、集落への働きかけなど地域ぐるみの取り組みを実践しています。
食生活改善推進員になるための要件は次のとおりです。
- 市が主催する推進員養成講座に参加
- 食生活改善や健康づくりに関する講習を受講
- 所定の単位(20単位)を取得
- 協議会に加入して推進員として活動
※最初に協議会に加入して推進員として活動しながら養成講座を受講することもできます。
※養成講座は毎年全5回開催しています。
大雄支部の取り組み
伝達講習会の実施
伝達講習会とは
食生活改善推進員が伝達する、「野菜たっぷり&減塩をテーマにした料理」を各地域で紹介しています。婦人会やいきいきサロンなど地域の集まりに出向いて調理実習を開催しています。詳細は推進員(ヘルスメイト)か横手市食生活改善推進協議会事務局までお問い合わせください。
乗阿気いきいきサロンでの伝達講習会(令和6年2月20日)
乗阿気いきいきサロンに合わせて「令和5年度伝達講習会」が乗阿気地区会館で行われました。大雄支部の食生活改善推進員3人と健康推進課の栄養士2人が「野菜たっぷり&おいしいレシピ」として【しゃぶしゃぶサラダ 冬バージョン】と【しゃぶしゃぶ汁で卵わかめスープ】を調理し、参加者18人に紹介しました。参加者からは「薬味が効いていて野菜がおいしく食べられる」「普段の食事も減塩に気を付けたい」といった声が聞かれました。
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令和5年度伝達講習会「野菜たっぷり&おいしいレシピ」 (PDF 551.9KB)
しゃぶしゃぶサラダ しゃぶしゃぶ汁で卵わかめスープ
老人クラブでの伝達講習会(令和5年10月31日)
老人クラブ女性部研修会に合わせて『令和5年度伝達講習会』が大雄福祉センターで行われました。大雄支部の食生活改善推進員4人と市健康推進課の栄養士2人が『野菜たっぷり&おいしいレシピ』として、【しゃぶしゃぶサラダ 】と【しゃぶしゃぶ汁で卵わかめスープ】を調理し、参加者5人に紹介しました。
安藤支部長は、減塩の食事の大切さについて「食生活改善推進委員になった15年前は減塩を知りませんでした。最初は減塩の食事に慣れませんでしたが、徐々においしさに気づき家族の体調も改善していきました。醤油さしをスプレータイプに代えたり、食事の中の一品を減塩にしたりとできるところから減塩に取り組んでほしいです。自分の食生活の改善は子どもの代、孫の代へもつながっていきます。」と話しました。
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令和5年度伝達講習会「野菜たっぷり&おいしいレシピ」 (PDF 297.9KB)
しゃぶしゃぶサラダ しゃぶしゃぶ汁で卵わかめスープ
八柏集落いきいきサロンでの伝達講習会(令和4年12月19日)
八柏集落のいきいきサロンに合わせて『令和4年度伝達講習会』が行われました。大雄支部の食生活改善推進員4人と市健康推進課の栄養士2人が『野菜たっぷり&減塩レシピ』として【主菜】あっさり麻婆豆腐と【副菜】大根とツナのかんたんサラダを調理し、八柏会館に集まった地域の人々15人に紹介しました。
安藤和子支部長は、参加者に日頃の食生活について「横手では漬物を好物にしている人が多いです。できれば高血圧の人などは減塩に配慮してほしいです。また既製品の料理にも野菜を加えるなど、ひと手間があれば、喜ぶ人も多いです。皆さんコロナ禍でマスクをしていますが、毎日、口を大きく動かす運動をすることがおいしく食べることにもつながります。健康でいつまでも過ごせるように取り組んでいきましょう」と話しました。
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令和4年度伝達講習会「野菜たっぷり&減塩レシピ」 (PDF 529.0KB)
【主菜】あっさり麻婆豆腐【副菜】大根とツナのかんたんサラダ
大雄支部が環境・保健事業功労団体として令和4年度県知事表彰を受賞
令和4年11月16日、秋田県正庁で令和4年度環境・保健事業功労団体表彰が行われ『横手市食生活改善推進協議会大雄支部』が栄養改善功労団体として秋田県知事表彰を受けました。同大雄支部の地域に根ざした地道な食生活改善の取り組みが受賞につながったものです。
11月29日、安藤和子大雄支部長が受賞の報告に竹内大雄地域局長のもとを訪れ「これまでの活動が評価されて良かったです。食生活改善推進活動では特に減塩に留意しています。各集落で味噌汁の塩分濃度を測ると、まだ高い集落があります。今は既製品が手に入りやすいため、幼い頃から濃い味に慣れてしまっている現状が危惧されます。今後活動を展開していくうえで、世代を問わず新たに会員になって一緒に活動してくれる人がいたらうれしいです」と話してくれました。
平成21年の発足から13年目を迎え、現在21人で活動中の食改大雄支部。今後、ますます地域での食生活改善の取り組みが期待されます。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
大雄地域局大雄市民サービス課保健福祉係
〒 013-0461 秋田県横手市大雄字三村東18番地 大雄庁舎
電話:0182-52-3905 ファクス:0182-52-3925
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