部活動地域移行(展開)

ページID1012198  更新日 2025年7月14日

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横手市立中学校部活動の地域移行(展開)に向けた取組を進めています

タイトル

 「中学校部活動の地域移行(展開)」は、今後少子化が進む中にあって、これまでと同じ形式で学校部活動を継続することが難しくなる見通しであることから、部活動を学校の教育活動から地域のスポーツ・文化芸術団体(地域クラブ)が行う活動に展開していくための環境整備を進めるものです。国の方針として令和5年度から3年間を「改革推進期間」としており、横手市でも、将来にわたって子どもたちが充実したスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境を整備するために、まずは休日の学校部活動を地域と連携しながら実施したり、地域のスポーツ文化・芸術活動へ展開する取組を進めたりしています。ある時期から一斉に部活動を地域移行(展開)するということではなく、平日の部活動はこれまでどおり活動します。当面の間は部活動と地域クラブが併存していくことになります。
 

横手市中学校部活動の在り方に関する方針

 国は、令和5年度から令和7年度までを「改革推進期間」と位置づけ、休日の部活動の地域連携・地域移行することについて、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すよう求めています。そのため、休日の部活動の段階的な地域移行(展開)の実現に向けて、国は「部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を、秋田県教育委員会は「秋田県学校部活動および地域クラブ活動に関する総合的なガイドライン」や「秋田県における部活動の地域移行推進計画」で考え方を示しています。(その後、「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議の中間とりまとめ(令和6年12月)」から、次期改革期間を令和8~10年度を前期実行期間、令和11~13年度を後期実行期間とし、休日の部活動については時期改革期間内に地域展開の実現を目指すことが示されました。)
 横手市では、国や県の方針・ガイドラインを受けて、生徒のバランスのとれた生活や健やかな成長を目指し、望ましいスポーツ・文化芸術環境を構築するという観点から「横手市立中学校部活動の在り方に関する方針」を策定しました。
 本方針を踏まえ、各学校が部活動の望ましい指導・運営体制をつくり、適正な運営を図るとともに、生徒が心身の健康を保持増進し、楽しさや喜びを味わい、豊かな学校生活の実現を目指して、生徒や家庭・地域の思いや願いに配慮しながら、持続可能な環境を整備してまいります。

横手市における部活動地域展開推進計画

 横手市の現状や実態に応じ「横手市における部活動地域展開推進計画」を策定しました。本市の部活動地域移行(展開)の目指す姿「将来にわたり、子どもたちが身近でスポーツ・文化芸術活動に親しむことができる環境づくり」に迫ることができるよう「子どもたちの活動の場の地域展開」や「ニーズに応じた選択肢の拡充」を図っていきたいと考えます。

部活動地域移行(展開)に関するアンケート調査について(2024年8月実施)

 休日の部活動の段階的な地域移行(展開)の実現に向けて、「横手市立中学校部活動の在り方に関する方針」や「横手市における部活動地域展開推進計画」を策定し、地域のスポーツ・文化芸術団体と連携・調整・準備を進めているところです。
 その一環として、部活動地域移行(展開)に向けての意識や実態を把握し、適切な地域移行(展開)につなげるため、児童生徒とその保護者および中学校教職員を対象とした意識調査を実施しました。

【目的】
 休日の部活動を段階的に地域に移行(展開)する国・県の方針を踏まえ、本市の児童生徒とその保護者、および中学校教職員の部活動に係る意識、実態、部活動地域移行(展開)に対する考え等を把握し、本市の地域移行(展開)と今後の施策の基礎検討資料とする。

【調査対象】
(1)横手市立小学校6年生とその保護者
(2)横手市立中学校1~2年生とその保護者
(3)横手市立中学校教職員

【実施時期】 令和6年8月23日(金曜日)~9月10日(火曜日)

【調査方法】 WEBフォームによるオンライン回答

横手市中学校部活動地域展開等推進協議会

組織図

 横手市立中学校における部活動の段階的な地域移行(展開)に係る事業を推進するため「横手市部活動地域展開等推進協議会」を設置します。
 令和6年12月24日には、協議会の準備委員会を開催し、本市の方針と計画について説明し共通理解を図りました。この協議会が中心となり、助言や意見をいただき、地域移行(展開)に反映させていきたいと考えます。


注)学校部活動における「地域連携」よりも更に取組を進め、地域の人・物的資源を活用し地域全体で支え、より豊かで幅広い活動を目指す意図から「地域移行」から「地域展開」に名称変更。(「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」中間とりまとめ R6・12・18)
 合同部活動や拠点校部活動および部活動指導員配置等を意味する「地域連携」と「地域展開」をまとめて「地域展開等」としています。
 

認定地域クラブ紹介

部活動地域展開に伴って認定された地域クラブを紹介します

【認定クラブ】

クラブ名

横手バドミントンジュニア

実施主体

バドミントンスポーツ少年団

活動種目

バドミントン

参加対象

小学校1年生~中学校3年生

定 員

30名(応相談)

活動場所

横手北中体育館

活 動 日

 火~金曜日 19時00分~21時00分
 日曜日 9時00分~12時00分

 

会 費

 入会費 な し
 月会費 5.000円(保険料、登録料含む)

 

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令和7年度4月現在、中学生28名が、小学生と一緒に活動

しています。大会上位入賞を目指して取り組む選手、基礎

体力向上のため活動する選手など、各々の目標に向かって

日々練習に励んでいます。将来にわたってバドミントンを

楽しむことができるような活動を目指しています。

外部リンク

 

【休日の部活動の地域展開】

クラブ名

横手中学生剣道稽古会

実施主体

横手市剣道連盟

活動種目

剣 道

参加対象

横手市内中学校1年生~中学校3年生

定 員

な し

活動場所

市体育施設(体育館、武道館)

活動日時

 令和7年6/28 7/26 9/20 9/27 11/1 5回

 土曜日 9時00分~12時00分

会 費

 参加費 1.000円(保険料を含む)

 

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合同稽古による中学生の交流を通して、剣道の意欲・技術

の向上とコミュニケーション力の向上を目指しています。

経験年数や目的に応じて活動内容を工夫したり、昇段審査

の講習を実施したりしています。

*参加募集のお知らせは各中学校で配布しています。

外部リンク

 

 

クラブ名

横手ジュニアハイ陸上競技教室

実施主体

横手市陸上競技協会

活動種目

陸上競技

参加対象

中学校1年生~中学校3年生

定 員

100名

活動場所

市立中学校体育館

活動日時

 令和7年度 11回 土曜日 13時00分~15時30分

会 費

 参加費 3.000円(保険料を含む)

 

 

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オフシーズンの基礎体力づくりや基本的なトレーニングを

中心にR7年度は11回実施します。地区ごとに会場を分散し

たり、種目別に分かれたりして、活動の充実に努めていま

す。アドバイスを参考に、自分の取組や練習メニューを工

夫し「自ら学び、考える力、工夫する力」を伸ばすことを

ねらいとしています。

*開催日程、練習内容、募集については各中学校を通して

 お知らせします

外部リンク

 

文化芸術活動モデル事業「演劇ワークショップ」を開催します

クラブ名

演劇ワークショップ

実施主体

劇団「かんじき」

活動種目

発声・台本の読み・演技・舞台演出体験

参加対象

中学校1年生~中学校3年生

定 員

20名程度

活動場所

朝倉地区交流センター「あさくら館」

活動日時

 7/19 7/26 7/30 8/2 8/9 計5回14時00分~17時00分

会 費

 参加費無料、保険料実費(50円×参加回数) 

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演劇を通して、舞台に立つことのすばらしさに触れてみませ

んか 

申し込み

保護者の了承を得て、次のリンクから申し込んでください。

申込締め切り7月17日(木曜日)

外部リンク⇒https://forms.gle/PEUP8e9ZngDmXvs97

※募集資料に貼付の二次元コードからも申し込みできます

部活動地域展開だより

 横手市における中学校の部活動地域移行(展開)に関する考え方や方針、取組の進捗状況や成果・課題、クラブ活動の様子など、タイムリーに発信していきます。

令和6年度部活動地域移行だより

令和7年度部活動地域展開だより

地域クラブ認定制度について

 部活動を学校だけではなく、地域全体で支えていくことを目指し、部活動の地域展開に取り組んでいくため「認定制度」を設けました。認定要件を満たした地域クラブ団体は「認定地域クラブ」として地域の受け皿となっていただき、スポーツ・文化芸術活動の機会の提供や生徒のニーズに応じた活動の展開、生徒や地域住民との交流など、多様で豊な活動の充実を図ることをねらいとします。
 認定を受けた地域クラブ団体については、活動場所の確保や指導者配置、大会派遣費補助等の支援をします。

 認定制度については「認定制度要領」等の関係書類をご覧ください。
 ※認定要件や申請書類等の様式については、後日、掲載します。

 地域クラブ設立については、教育委員会教育指導課または、関係学校にお問い合わせください。

部活動の地域連携について

合同部活動と拠点校部活動

 生徒のニーズに応え、スポーツ・文化芸術活動に親しみ、楽しさや喜びを体験する機会の確保と持続可能で望ましい活動ができるよう、その方策の一つとして、部活動の地域連携(合同部活動・拠点校部活動)に取り組みます。部員数を確保し、専門性を有する指導者の指導による練習内容の幅の拡大・充実など、質の高い活動が可能となります。学校や保護者、地域の理解と協力を得ながら、生徒の活動意欲を高め、活性化を図りたいと考えます。
 その後、地域クラブ活動への移行(展開)を進め、生徒のスポーツ・文化芸術活動の機会の確保を図っていきます。

【事業主体と実施主体】

本事業の事業主体は横手市教育委員会とする。実施主体は横手市立中学校とする。 

【部活動の地域連携の定義】

(1) 希望する生徒の持続可能な事業として推進し、複数の学校の生徒が年単位の活動計画の下で、一つのチームを形成して活動するもの。学校間の顧問等が連携し、地域人材を活用しながら運営し、合同部活動と拠点校部活動により構成される。

(2) 合同部活動とは、在籍する学校に部活動は設置されているが、部員数が少ないなどの状況により十分な活動ができない部が、他校の部員と共に活動するもの。

(3) 拠点校部活動とは、希望する部活動が在籍する学校に設定されていない場合に、参加を希望する生徒を市内の他の学校(拠点校)が入部を受け入れるもの。教育委員会が定めた実施主体の中で、活動することを校長が承認した学校(拠点校)で受け入れる部活動を本市における拠点校部活動とする。
 いずれの場合においても、競技力の高い生徒を集め、チーム力の強化を目的としていないことが前提です。

詳しくは実施要領などの関係資料をご覧ください。

「活動実施申請書」や「参加申込書・同意書」などの様式については、後日、掲載します。

合同部活動や拠点校部活動の具体的な実施内容(連携方式、対象校、種目、参加募集など)については、教育委員会から関係学校を通じてお知らせします。

教員の兼職兼業について

 地域クラブ活動は学校教育外(学校管理下外)の活動となり、教員が地域クラブで指導する際は、地域の指導者となります。

 教員が勤務時間内外に、地域クラブ等から報酬を得て指導・従事する場合は、新たに雇用契約を結ぶことになり、指揮命令や監督者、事故等が発生した場合の責任の所在が異なります。地方公務員法第38条および教育公務員特例法第17条に基づき、教育委員会の許可を得て、地域クラブに従事することができます。
 地域クラブ・団体等から指導(従事)の依頼があり、かつ、本人が指導(従事)を希望する場合は、学校長に相談・了承を得た上で「営利企業への従事等許可や教育に関する兼職等承認」申請の手続きが必要です。

※「営利企業等への従事許可申請書」、「地域クラブ活動における従事時間報告書」の様式等は後日、掲載します。

横手市立中学校部活動運営方針

 「横手市立中学校部活動の在り方に関する方針」に基づき、横手市立各中学校長は学校部活動の望ましい指導や適正な運営、効率的・効果的な活動の在り方について「学校の部活動に係る方針」を提示しています。
 また、この方針とともに、活動計画・活動状況等についても各校ホームページ等で公表しています。
 

中学校部活動の地域移行(展開)や地域クラブへの相談・問合せRoom

 中学校部活動の地域移行(展開)に関することや地域クラブ活動の内容に関する相談・質問をするフォームです。
 二次元コードをクリックするか、またはスマートフォン等で読み取り相談・問合せRoomにお入りください。

 項目にしたがって入力し送信してください。必須表示がある項目は必ず入力をお願いします。
 問合せ・相談内容により、教育委員会と地域クラブ、関係学校と連携し対応させていただきます。メールでの対応には時間を要する場合があります。お急ぎの場合は、恐れ入りますが電話でご相談ください。

<二次元コードをクリック、またはスマートフォン等で読み取り>

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育指導部教育指導課教育指導係
〒013-8601 秋田県横手市条里一丁目1番64号(条里南庁舎)
電話:0182-35-2123 ファクス:0182-32-4034
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