ごみによる火災事故の防止にご協力ください

ページID1002683  更新日 2022年12月19日

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ごみの分別不良によるごみ収集車やごみ処理施設の火災が全国で多発しています。

火災の発生

横手市においても、ごみ収集やごみ処理の現場で火災が発生しています。

ごみ収集車

塵芥車(パッカー車)に投入したごみを圧縮する際に、混入している電池類やスプレー缶を巻き込むことにより火災が発生します。横手市では「燃やさないごみ」を塵芥車で回収していた時代に火災が発生した事例があります。

ごみ収集車の火災
ごみ収集車(塵芥車)の火災事故
焼け焦げたごみ
焼け焦げた不燃ごみ

ごみ処理施設

  • 横手市のごみ処理施設「クリーンプラザよこて」では、「燃やさないごみ」を破砕する際に、混入したリチウムイオン電池などを巻き込むことによる火災が発生しています。
  • 消火作業や現場検証によりごみ処理作業を中断しなければならないため、円滑なごみ処理に支障が出ています。

火災の防止

ごみによる火災は、人命や財産にかかわる重大な事故につながるため、発火の危険性があるごみの適正な分別にご協力ください。

火災の危険性があるごみ

電池類

具体例 乾電池・ボタン電池・充電式電池(リチウムイオン電池・ニッケル水素電池など)・モバイルバッテリー
分別区分 小型家電・電池
出し方 中身が見える袋に入れて青色コンテナボックスに出してください。
注意点
  • 家電などの製品からは可能な限り取り外してください。(ただし、無理に分解する必要はありません。)
  • 使用後は雨や水に濡れない場所で保管してください。

 

ライター類

具体例 ライター・点火棒
分別区分 燃やさないごみ
出し方 完全に使い切ってから、中身が見える袋に入れて青色コンテナボックスに出してください。
注意点 ライターを使用する点火棒やバーナーからはライターを取り外してください。

 

エアゾール缶類

具体例 殺虫剤・化粧品・医薬品・塗料などのエアゾール缶(スプレー缶)・カセットボンベ・ガスカートリッジ
分別区分 燃やさないごみ
出し方

完全に使い切ってから青色コンテナボックスに出してください。

注意点
  • エアゾール缶(スプレー缶)で中身が残っている場合は下記の方法で排出してください。
  1. 缶上部のキャップを外してノズルを出す
  2. 缶を逆さまにしてノズルを固い地面に押し付ける
  3. ノズルから中身が排出される
  • ガス抜き作業は風通しがよい屋外で行ってください。
  • カラースプレーなどの排出作業を行う場合は古布などに中身を染み込ませてください。
  • 缶の破裂を防止するため缶には穴を開けないでください。

 

火薬使用製品

具体例 手持ち花火・打ち上げ花火・クラッカー・爆竹・マッチ・発煙筒
分別区分 燃やすごみ
出し方 完全に使い切ってから指定ごみ袋に入れて出してください。
注意点
  • 期限切れなどで使用不可能なものは1週間程度水に浸してから出してください。(発煙筒を除く)
  • 使用不可能な発煙筒は専門業者に引き取りを依頼してください。

 

火災の対策

市ではごみによる火災の未然防止に取り組んでいます。

ごみ分別体制

  • 横手市では平成28年度からスプレー缶などを「燃やさないごみ」、電池類を「小型家電・電池」の区分として「青色コンテナボックス」で回収するように体制を改めました。
  • 「青色コンテナボックス」はそのままトラックで回収しているため、塵芥車による収集と比較して火災発生の可能性が低くなっています。

ごみ収集

  • ごみ収集の現場では、作業員が不適切な分別や危険物の混入がないか確認を行っています。
  • 回収できないごみには、理由を記載した「ごみ連絡票」を貼り、ごみ集積所に残します。

ごみ選別

  • 「クリーンプラザよこて」では、搬入された小型家電などに電池が取り付けられていた場合、取り外す作業を行っています。
  • 破砕機などの施設には消火装置を設置しており、ごみが発火した場合は迅速に消火できる体制が整えられています。

このページに関するお問い合わせ

市民福祉部生活環境課廃棄物対策係
〒 013-8601 秋田県横手市中央町8番2号(本庁舎1階)
電話:0182-35-2184 ファクス:0182-33-7838
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