残さず食べよう!「3010運動」にご協力ください
横手市は宴会等における食べ残しを削減するため「3010(さんまるいちまる)運動」を推進しています。『乾杯から30分間』と『お開き前10分間』は、残さず料理を楽しみましょう。
なぜ、食品ロスが問題になっているの?
日本の食品廃棄物等は年間2,759万トン、そのうち食べられるのに捨てられる「食品ロス」の量は年間643万トンと推計されており、日本の人口1人当たりの食品ロス量は年間約51キログラムです。日本では、家計における食費は消費支出の中で4分の1を占めています。食料自給率(カロリーベース)は38%で、食料の多くを海外からの輸入に依存しています。また、世界の食料廃棄量は年間約13億トンで、人の消費のために生産された食料のおおよそ3分の1を廃棄しています。
日本の食品ロス量年間643万トンのうち、事業系は352万トンで、主に規格外品、返品、売れ残り、食べ残しなど、家庭系からは291万トンで、主に食べ残し、手つかずの食品(直接廃棄)、皮の剥きすぎなど(過剰除去)が発生要因です。
家庭系の食品ロスについて、消費者庁が平成29年に徳島県で実施した食品ロス削減に関する実証事業の結果では、まだ食べられるのに捨てた理由として、
- 食べ残し57%
- 傷んでいた23%
- 期限切れ11%(賞味期限切れ6%、消費期限切れ5%)
の順で多いことが分かりました。
このように、食料を大量に生産、輸入しているのに、その多くを捨てているのです。
私たち一人ひとりが食べものをもっと無駄なく、大切に消費していく必要があります。
残さず食べよう!3010運動
食べ残しはゴミとして捨てられてしまいます!
「もったいない」を心がけ、食品ロスの削減にご協力ください!
会食や宴会の食べ残しを削減するため、次のことに取り組みましょう。
自分の席で料理を楽しみましょう!
- 乾杯前に、幹事さんから声かけをお願いします。「皆さん、今日は食べ残しを減らす”3010運動”を実践しましょう」
- 乾杯後の30分間は、お酒を注いで回る前に自分の席で料理を楽しみましょう。
- お開き前の10分間は、自分の席で料理をきれいに食べきりましょう。
食べきれる分だけ注文しましょう!
- ハーフサイズやミニサイズを積極的に利用し、食べきれる量を注文しましょう。また、注文する前に周りに確認しましょう。
- ラストオーダーはついつい焦って注文しがちです。料理の残りを確認し、食べきれない量を注文するのは控えましょう。
三角POPをご活用ください
010運動の普及啓発のため、卓上用三角POPを配布しています。背景にかまくらがデザインされた、横手市独自のデザインです。
ご利用方法
下記の添付ファイルをクリックして表示されるファイルを厚紙等に印刷してお使いください。
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
市民福祉部生活環境課廃棄物対策係
〒 013-8601 秋田県横手市中央町8番2号(本庁舎1階)
電話:0182-35-2184 ファクス:0182-33-7838
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