119番映像通報システムを新たに導入しプレ運用を開始します
緊急通報の際に音声・映像情報を現場と通信指令室間で迅速かつスムーズに共有するため、119番映像通報システムを導入し、令和7年6月1日からプレ運用を開始します。
映像通報システムとは?
119番などの緊急通報の際に音声・映像情報を現場と通信指令室間で迅速かつスムーズに共有することができるシステムです。
通報者のスマートフォンのカメラ機能を利用し、ビデオ通話のような形式で通話を行うことができます。
プレ運用開始日時 令和7年6月1日(日曜日) 午前8時30分から
12月からの本運用を目指し、システムの品質の確認、運用手順の更なる習熟、関係者間の連携確認、問題点の早期発見など本運用時のトラブルを軽減しシステムの安定性向上、運用効率の向上を図ることを目的にプレ運用を行います。
メリット
- 通報者が音声で伝えることが難しい現場の状況を映像で伝えることができます。
- 通報者から送られてくる映像を見ながら応急手当の指導をすることで、より効果的な応急手当に結び付きます。
- 通信指令員から通報者へ応急手当の動画を送ることができるため、音声のみでの指導よりも理解しやすくなります。
通報時の流れ
- 通信指令員がシステムの活用を有効と判断した場合、通報者に対し現場映像送信の協力を依頼します。
- 承諾をいただきましたら、通信指令員から通報者の電話番号あてにショートメッセージを送信します。
- ショートメッセージを開き、URLにアクセスします。
- 利用規約を確認し「通報する」をタップすると、映像による通報が開始されます。
使用上の注意
- 本システムは通信指令員が有効と判断した場合のみ使用するものであり、すべての事案に使用するわけではありません。
- 本システムの利用にアプリのダウンロードや事前登録は不要です。
- 映像送信にかかる通信料は、通報者側の負担となります。
よくある質問と回答(FAQ)
Q1.映像通報の映像データは、通報者がダウンロードし保存できますか。
A1.通報者の端末ではダウンロードし保存をする機能はありません。
Q2.通信指令室から送信されたURLはいつまでアクセス可能ですか。
A2.通信指令室で映像通報を終了するまで有効です。
Q3.映像通報を利用する時は、119番の通話を一度切らなくてはいけないですか。
A3.通話をしている状態のまま、映像通報を開始することができます。
Q4.インターネット環境のない場所では使用できますか。
A4.本システムはインターネットを利用しているため、トンネルや地下、建物内など電波の届きにくいところなどでは、通信電波状況により使用できない場合があります。
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このページに関するお問い合わせ
消防本部通信指令室通信指令係
〒013-0060 秋田県横手市条里一丁目1番1号(条里北庁舎)
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