横手市シティセールス基本方針
多様な文化や豊かな自然など、類まれな魅力が横手市にはあります。横断的な連携を図り、横手市の魅力を全世界に売り込むため、横手市は令和元年6月、「シティセールス基本方針」を策定いたしました。
なぜシティセールスが必要なのか
- 少子高齢化による過疎化・人口減少に歯止めがかけられず、財政状況の悪化が懸念される中、自治体間の競争は激化している。このような状況の中で、生き残りを図るための地域間競争に勝つためには、これまで同様の課題ごとの対応ではなく、全庁的、全市的な課題解決が求められている。特に外に対する発信は官民が一体となって行う必要がある。
- 地域活性化の切り札として横手市は企業誘致や定住促進などを打ち出してきた。さらに2020年東京オリンピック・パラリンピックを契機に外国人観光客の来日増加も期待される現在、全市的な観光事業への積極的な展開も求められており、観光客誘致の実効性を高めるための方針が求められている。
こうしたことなどから市役所のみならず、全市一体となったシティセールスの方針が求められている
シティセールスが目指す姿
横手市が持つ多様な魅力を市内外・国内外へ効果的・積極的に発信し、認知度や関心の高い横手市。
シティセールス基本方針
1:対外的な認知度・イメージの向上
「横手市はこんなに素敵な街だ」と市外の人が話していただけるよう多様な魅力を市内外・国内外へ発信し横手市を知ってもらい関心を持ってもらう。
「手法」
- 横手市が持つ多様な魅力を連動させ、多岐にわたる情報発信チャンネルを活用し一元的で、積極的に情報発信を行う
- 横手市に関する情報に接した結果、訪れてみたい、体験したい、産品を買ってみたい、住みたい、とする意識喚起を行い、地域活力の向上につなげる
「ターゲット」
- 県内の隣接する自治体をスタートに首都圏・関西圏・全国。さらには全世界
- 横手市を全く知らない世代から、ビジネスチャンスを求める人や企業。
2:市民が地元の魅力を再発見し、誇り一体感を醸成
市民自らが横手市の持つさまざまな魅力を再発見し、地域に対する関心を高め積極的に関わり、故郷を良くしたい、とする気持ちを引き出し、誇りや愛着などの一体感を醸成する。
「手法」
- 横手ファンの育成。周辺自治体の市民から、横手市は頑張っているね、等の声を受け止め誇りや愛着を持ち、住み続けたい、帰りたい、役に立ちたい、とする思いを醸成する。
- 市民自らも横手市を知ってもらいたいとしてシティセールスに関わる 気持ちを育む。
「ターゲット」
- 全市民。故郷を離れた出身者。
3:横手市らしさを活かし、ならではの魅力の創出
多様で魅力的な横手市の地域資源を積極的に活用して個性あふれた魅力作りを進め、発信する。
「手法」
- 多様な文化や豊かな自然、歴史遺産やまんが文化、発酵に代表される食文化。そして雪。横手市ならではのこうした魅力を有機的に結び付け、新たに魅力を形作る。
- 行政はもちろん、市民・民間が一体となり、この地域の多様な魅力を発掘。
- 海外に向けては、美しい雪景色や発酵に代表される食、日本の原風景や魅力的な歴史と、国内でも特徴ある魅力を積極的に売り込む。
4:タイムリーな発信を展開する
魅力的な情報を、タイミングを逸することなく積極的に発信する。
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