令和7年度 よこてまちあるき
第1回 大雄阿気に伝わる鹿島行事
7月20日(日曜日)大雄地域阿気において、「阿気本村集落の鹿嶋流し」の開催に合わせて、まちあるきを実施しました。舟に各家の厄いを託した小さな鹿嶋様を乗せる様子や、3つの集落それぞれに特徴のある舟が一堂に会する様子などを体感したほか、行事に使用する鹿嶋人形の作成場所を見学し、地元の方々の鹿島行事にかける思いを聞きました。また、かつての地域の風景や、ケダニ地蔵信仰などの地域の歴史文化遺産についてもお話しを聞きながら、まちあるきを実施しました。
協力:大雄文化財保護協会
第2回 御嶽山塩湯彦神社やまあるき
9月27日(土曜日)御嶽山において、塩湯彦神社の参道を歩くまちあるきを実施しました。当日は参道終盤から石段を登り神社本殿に至るまでの短い距離でのまちあるきでしたが、山と地域の方々の普段の関わり方を教えていただくとともに、塩湯彦神社が地域にいかに大切にされてきたかを感じることができました。また、当日はご厚意により塩湯彦神社の拝殿内を見学させていただき、格天井に描かれた素晴らしい草花などの絵を見ることができました。参加者からは「立派な神社だ」との感想が聞かれました。
協力:山内地域文化財保護協会
第3回 【蔵の日限定】昔から今に繋がる増田を廻る
10月5日(日曜日)一年に一度の「蔵の日」に合わせて、多くの来場者でにぎわうなか、地域の宝を廻るまちあるきを開催しました。文化財の現在の姿を見ながらのお話に加え、過去の様子についてもお話いただき、昔の地域の姿に思いを馳せながら、まちの成り立ちを学びました。また、文化財の保存や周知の活動を通じて、地域の方や増田町観光ガイドの会の方などが、地域の宝を現在に繋ごうとする人々の思いを体感しました。
協力:増田町文化財協会
第4回 阿桜城全景の世界を歩く
10月25日(土曜日)旧片野家住宅での『羽後平鹿郡阿桜城全景 柴田楳渓筆』ほか、横手城下の絵図の展示に合わせて、絵図の描写と現在の風景を見比べながらまちあるきを実施しました。江戸時代に整えられた内町・外町の地割が今も残る町並みをたどり、まちを発展させた戸村氏についてのお話を聞きました。また、蛇の埼橋では絵図の描写以外にも、現在に至るまでの橋の変遷や時代に応じて形を変えてきた横手川のお話などを聞き、横手のまちの移ろいに思いを馳せました。
協力:横手文化財保護協会
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