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ページID1010306  更新日 2023年11月7日

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一酸化炭素中毒事故が発生しています!

全国で食品工場や業務用厨房施設における一酸化炭素中毒事故が発生しています。

食品工場イメージ
(食品工場イメージ画像)

 近年、食品工場や業務用厨房施設において液化石油ガス、都市ガスの消費設備による一酸化炭素中毒事故が発生しています。2022年には3件(死者0名、一酸化炭素中毒16名)の事故が発生しています。これらの事故原因の多くは、機器の経年劣化や換気が不十分なため、消費設備が不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生したものです。食品工場や業務用厨房施設においてひとたび一酸化炭素中毒事故が発生した場合、多くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があります。

一酸化炭素中毒事故を防ぐためのポイント

一酸化炭素中毒事故防ぐポイントを毎日チェックしてください。

1.ガス機器を使用する際は必ず換気(給気と排気)をすること!

大型のガス機器の使用や、複数のガス機器の同時使用が多い業務用厨房施設ではガスを使用する量が多い分、新鮮な空気も必要となります。必ず換気扇や換気設備を運転した状態でガス機器を使用するようにしましょう。

 

2.ガス機器や換気設備はきれいに清掃し、定期的に点検をすること!

ガス機器の給排気口や換気設備の吸い込み口に油汚れやホコリなどがたまると、きちんと換気できなくなり、一酸化炭素中毒になるおそれがあります。日頃からきれいに清掃し定期的に点検を受けましょう。

 

3.万が一に備えて厨房や工場に一酸化炭素警報器の取り付けをしましょう!

一酸化炭素は無色・無臭です。そのため発生に気が付かずに中毒になる場合がほとんどです。業務用厨房施設の環境に合わせて作られた「業務用換気警報器」の設置をお勧めします。

業務用換気警報器とは?

業務用換気警報器
業務用換気警報器画像
業務用換気警報器
業務用換気警報器画像

業務用換気警報器は一酸化炭素を検知してお知らせする機器です。血中に生じた一酸化炭素ヘモグロビンの濃度を測定し、一過性の一酸化炭素の発生では警報を出すことなく、人体へ危険な影響を与える前に警報を発します。温度、湿度、一酸化炭素以外のガスなどの影響を受けにくくセンサーの性能が長い間安定しています。加えて電池駆動で設置場所に困りません。

 

このページに関するお問い合わせ

消防本部予防課予防係
〒013-0060 秋田県横手市条里一丁目1番1号(条里北庁舎)
電話:0182-32-1218 ファクス:0182-33-1300
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。