水道の漏水(水漏れ)にご注意ください

ページID1005322  更新日 2021年9月28日

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漏水していませんか?

令和3年豪雪による影響などもあり、お客様が管理する水道管の凍結や破損により漏水した事例がたくさん起きています。 宅内で漏水している場合、水道料金が過大となるばかりでなく、漏水箇所によっては住宅にも影響をおよぼす恐れがあります。 宅地内の水道管(給水管)はお客様の財産ですので、お客様の責任で維持管理を行い、漏水に注意をお願いします。

令和3年1月から5月末までの漏水修理報告件数

令和3年1月から5月末まで(5か月間)に提出のあった漏水修理報告書は348件もありました。ひと月当たりにすると、1か月で約70件も発生していることになります。
また、推定漏水量の合計は104,083立方メートルとなっており、1件あたりにすると平均299立方メートルもあります。これは3人世帯の1か月あたりの平均使用水量(約20立方メートル)の約15倍にもなります。
中には、最大推定漏水量6,645立方メートルという膨大な量の漏水が発生した事例も起きています。

令和3年1月から5月末までの漏水修理報告書内訳

1 漏水箇所別のグラフ

図:漏水箇所別のグラフ

地下漏水が最も多く191件起きています。

2 推定漏水量別のグラフ

図:推定漏水量別のグラフ

全体の約4割にあたる104件が1~50立方メートルの推定漏水量でした。 推定漏水量501立方メートル以上の大量の漏水も約2割発生しています。

注:水抜栓の地中での漏水など、地中や壁中での漏水は発見が遅くなり、漏水量が多くなる傾向にあるようです。

ご注意ください!必要な管理を怠ったことによる漏水などは減免の対象になりません

次に該当する場合は、漏水減免の対象になりません。

  1. 外蛇口の開放、その他使用者等が故意または必要な管理を怠ったことによる漏水
  2. 使用者等の故意または重大な過失により給水装置を損傷し漏水させた場合
  3. 蛇口、立上管、水洗便所の各器具等漏水を容易に発見できる所からの漏水
  4. 漏水の事実を知りながら正当な理由なく修繕しない場合

令和3年1月から5月末までの漏水修理報告件数348件のうち、器具故障、自己責任により、漏水減免の対象とならなかったものは25件ありました。
1件あたりの平均請求金額は75,849円(平均使用水量289立方メートル)にのぼります。

宅内漏水の兆候例

  1. 前月に比べ使用水量が著しく多くなった。
  2. メーターから各蛇口までの配管してある地面や壁面が濡れている。
  3. 配管や蛇口から「シューシュー」というような異音が聞こえてくる。
  4. 水洗トイレの水が流れ続けている。

漏水の確認方法

家庭内の蛇口を全部閉め、メーターボックス内の水道メーターのパイロットと呼ばれる「銀色の円形のもの」が回転しているかどうかを確認します。パイロットが回転していれば漏水しています。
漏水の有無は簡単に確認することができます。漏水の拡大を防ぎ、無駄をなくすためにも、お客様も日ごろからメーターの確認をお願いいたします。


写真:水道メーターのパイロット

漏水の確認にも役立つ「すいすいeねっと」をご活用ください

「すいすいeねっと」にご登録いただくことで、当月の水道使用量や請求金額の確認はもちろん、前年にさかのぼって水道使用量などをお客様ご自身で確認することができます。前年との比較や、漏水が疑われる場合の判断にお役立ていただけます。

「すいすいeねっと」へのご登録方法
横手市水道お客様センターのサイトをご覧ください。

「すいすいeねっと」のご利用イメージ画面
前年にさかのぼってご確認できます。グラフでも表示されますので前年との比較もわかりやすいです。

画面:「すいすいeねっと」のご利用イメージ

漏水があった場合

横手市指定給水装置工事事業者に修理を依頼してください。
横手市指定給水装置工事事業者は以下のURLから確認することができます。

漏水箇所を直さずに放っておくと損傷が拡大し、漏水した水量にも料金がかかるほか、住宅への被害が発生する恐れもあります。
なお、修理費用についてはお客様のご負担になりますが、漏水発見後速やかに修理を行った場合、漏水の原因によっては、使用水量を認定し水道料金を減額(減免)できる場合があります。

このページに関するお問い合わせ

上下水道部経営管理課企業総務係
〒013-0022 秋田県横手市四日町3番23号(水道庁舎2階)
電話:0182-35-2251 ファクス:0182-33-3429
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。