横手市増田伝統的建造物群保存地区

ページID1003243  更新日 2023年8月22日

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平成25年7月1日に横手市増田伝統的建造物群保存地区の都市計画決定並びに保存計画を告示し、保存地区制度の運用がスタートしました。

写真:増田のまちなみ
増田のまちなみ
写真:増田のまちなみ2
増田のまちなみ2

保存地区の概要

名称:横手市増田伝統的建造物群保存地区
面積:約10.6ha
範囲:横手市増田町増田字本町、字田町、字中町および字七日町の各一部

地図:横手市増田伝統的建造物群保存地区の範囲
横手市増田伝統的建造物群保存地区の範囲

増田地区の歴史的概況

増田地区は中世城下町の骨格を踏襲しながら今日の町割が成立したとみられ、手倉街道と小安街道という旧街道が合流する地点という立地特性を活かしながら物資の流通拠点として発展しました。
寛永20年(1643年)に始まったとされる藩公認の定期市が現在まで連綿と続き、明治期には生糸や繭、葉タバコの商取引が飛躍的に増加、商業地増田として確固たる地位を築き、増田銀行(現北都銀行)の設立を契機に増田水力電気会社をはじめとする多くの会社組織が成立しました。明治38年の奥羽線開通により輸送体系が変化、高速化され、地域市場が全国市場に組み込まれるに従って徐々に増田の商業圏は縮小化し大正期の吉乃鉱山の好況など一時的に延びた時期もありますが、現在に至っています。

保存地区の特徴

「奥ゆかしき商家の町並み ますだ」

保存地区は、近世期に整備された地割や水路を良く残し、近代になって意匠的に発展した当地方特有の切妻造妻入の町屋形式の主屋にくわえ、鞘付土蔵等の特徴的な伝統的建造物が良く残り、近世末期から近代にかけて繁栄した在郷町の歴史的風致を良く伝えています。

防災計画を策定しています

歴史的な街並みを後世に継承していくため、保存地区における災害特性の把握などの調査を行い、人命への安全性n確保・財産の保全・町並み保存とを両立させて総合的な防災事業の実現に向けた基本方針と、今後取り組むべき防災的施策の指針を示す「横手市増田伝統的建造物群保存地区防災計画」を策定いたしました。

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このページに関するお問い合わせ

増田地域局増田地域課重伝建係
〒019-0792 秋田県横手市増田町増田字土肥館173番地(増田庁舎)
電話:0182-45-5512 ファクス:0182-45-4525
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