雄物川郷土資料館特別展のご案内

ページID1005892  更新日 2025年6月19日

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雄物川郷土資料館で開催の特別展をお知らせします。

イベントカテゴリ: 催し・イベント 趣味・教養 伝統行事・民俗行事 文化・芸術

開催中 または 開催予定の特別展

第2回雄物川郷土資料館特別展 ここまでわかった!!金沢城跡

第2回特別展ポスターイメージ

開催期間

令和7年5月24日(土曜日)から令和7年7月27日(日曜日)まで

ただし、次の休館日には公開しません。
(1)毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)
(2)別途定める臨時休館の期間

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

場所

雄物川郷土資料館

内容

 今回の展示では市政施行20周年を記念して、金沢城主の茶道具や床の間を飾った中国陶磁器をはじめ、珠洲・古瀬戸・瀬戸美濃・信楽・備前・唐津など国産陶器、今回初公開となる木製品の箸や形代などの出土遺物を展示いたします。
 展示を通して、古代から続く人々の営み、室町時代から江戸時代にかけて展開された大規模な中世城郭の様相など、15回の発掘調査によって明らかとなった金沢城の全容をぜひ特別展でご覧ください。

入館料

大人100円 

高校・大学生50円 

(中学生以下無料)

問い合わせ

雄物川郷土資料館 

電話0182-22-2793

特別展の見どころ1

蓮弁文や草花文が装飾された青磁碗

 金沢城跡では青磁碗が多く出土しています。特に、碗の外面もしくは内面に蓮の花びらを表したものが多いのが特徴です。

 ほかにも碗の内面底部分に草の模様が確認できるものもあり、装飾に嗜好をこらしたものといえるでしょう。

特別展の見どころ2

茶文化に関わる茶陶

 金沢城跡からは中国陶器の天目茶碗と茶入、国産陶器の信楽壺(しがらきつぼ)、祖母懐茶壺(そぼかいちゃつぼ)、石製品の風炉(ふろ)、そして、木札に「二連」と墨書された闘茶札が出土しています。 鎌倉時代末期から南北朝期時代には、貨幣経済の進展や中国との貿易による唐物志向などの社会的な条件を背景として、闘茶会または飲茶勝負ともいわれる茶の種類を飲みあてる茶寄合が盛行しました。

特別展の見どころ3

娯楽を催す会所(床の間)を飾る威信財

 闘茶札や碁石などの娯楽品が金沢城から出土していますが、娯楽を催す会所(床の間)を飾るものが威信財といわれる高級品です。代表例の壺や香炉は座敷飾りとして利用されました。背景には、武家政権の根源を鎌倉に求めた室町幕府によって造られた価値観を各地の戦国大名達が受け入れたものであり、当時の大名達の威信を表すものの一つであったと推定されています。金沢城跡では青磁の袴腰形香炉・酒海壺蓋(しゅかいこふた)・大盤などがこれにあたります。

終了した特別展(1)

第1回雄物川郷土資料館特別展 収蔵品展(終了)

第1回特別展ポスターイメージ

開催期間 令和7年4月12日(土曜日)から令和7年5月18日(日曜日)まで(終了しました)

 この展示では、雄物川郷土資料館が開館した昭和57年から、令和5年までに寄贈された館収蔵資料を展示しました。展示資料は江戸時代から昭和にかけて制作されたもので、未公開資料も含めた37点をご覧いただきました。

終了した特別展(2)

第4回雄物川郷土資料館特別展 令和6年度 第三回あきた埋文出張展示(終了)

第4回特別展ポスターイメージ

開催期間 令和6年1月25日(土曜日)から令和7年3月16日(日曜日)まで(終了しました)
 この展示では、令和6年度に設立50周年を迎えた秋田県教育庁払田柵跡調査事務所による出張展示を行いました。出土した貴重な遺物や最新の研究成果を紹介したほか、秋田県教育庁払田柵調査事務所の学芸員によるギャラリートークも開催しました。

イベント情報をiPhone・iPad端末のカレンダーに取り込めます。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育総務部伝統文化課文化財保護係
〒013-8601 秋田県横手市条里一丁目1番64号(条里南庁舎)
電話:0182-32-2403 ファクス:0182-32-4034
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