水害時の衛生対策と消毒方法

ページID1005326  更新日 2024年7月26日

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家屋などが雨水などの汚水に浸水すると、雑菌が繁殖しやすい環境になり感染症拡大のリスクが高くなります。
感染症対策では、丁寧な清掃十分な乾燥が最も重要です。下記、厚生労働省ウェブサイトも参考にしてください。

 

食中毒、感染症予防のために

  • 水に浸かった食品や、停電により保存温度が保てなかった要冷蔵・冷凍食品は廃棄します。
  • からだに異常を感じたら早めに医療機関を受診してください。
  • 食事の前や用便、清掃の後などは、石けんと流水でしっかりと手を洗ってください。

浸水した家屋の感染症対策

  • 感染症予防のためには、丁寧な清掃十分な乾燥が最も重要です。清掃・乾燥が不十分だと消毒の効果を発揮できません。
  • 屋外(床下や庭)の消毒は原則不要です。
  • 下記の「消毒方法」を参考に消毒してください。消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境に影響を与えることがありますので、使用は必要最小限にしましょう。

床上浸水の場合

以下の手順で作業し、十分に乾燥させてから消毒をしてください。

  1. 水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要なものを片付けてください。
  2. 汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてから、十分に乾燥させてください。
  3. 食器類や調理器具などは、水洗いして汚れをきれいに洗い流してください。
  4. 食器棚や冷蔵庫などは、汚れをきれいに拭き取ってください。
  5. 下記の「消毒方法」を参考に消毒してください。

床下浸水の場合

以下の手順で作業してください。床下や庭など屋外の消毒は原則不要です。十分に乾燥させることが最も重要です。

  1. 汚泥や不要なものなどを片付けてください。
  2. 庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。
  3. 床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しを良くしてください。
  4. 床下は汚泥を取り除いた後、雑巾などで水けをなくし、扇風機などにより強制的に換気し、十分に乾燥させてください。

消毒方法

  • 消毒は、必ず泥や汚れを除去した後、十分に乾燥したうえで行ってください。
  • 清掃・乾燥が不十分であると効果を発揮できません。
  • 消毒薬は、過剰に使用すると人の健康や環境に影響を与えることがありますので、使用は必要最小限にしましょう。

※消毒薬はお近くのドラッグストアや薬局、ホームセンターで購入できます。

消毒対象:屋内 (汚水に浸かった壁面や床、家財道具)

消毒薬 調整方法(例) 使用方法

塩化ベンザルコニウム

(逆性石けん)

液を0.1%に希釈する

(例)10%薬液10ミリリットルを水1リットルに加える。

泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させた後、薄めた液を浸した布などでよく拭く。

(噴霧器を使用する場合は、濡れる程度に噴霧する。その後、風通しをよくしてそのまま乾燥させる。)

消毒は汚れや濡れている状態で行うと十分な効果を発揮することができない。

消毒対象:食器類

消毒薬 調整方法(例) 使用方法

次亜塩素酸ナトリウム

(家庭用塩素系漂白剤でも可)

液を0.02%に希釈する

(例)6%薬液4ミリリットル(ペットボトルのキャップ1杯)を水1リットルに加える。

食器等を水洗いした後、消毒液に5分以上浸し、水でよくすすぎ乾燥させる。

令和6年7月25日からの大雨により被害を受けた方には、窓口で消毒薬をお渡しします。詳細は、健康推進課または各市民サービス課にお問い合わせください。

地域名 担当課 電話番号
横手地域 健康推進課(横手保健センター) 0182-33-9600
増田地域 増田市民サービス課 0182-45-5514
平鹿地域 平鹿市民サービス課 0182-24-1114
雄物川地域 雄物川市民サービス課 0182-22-2157
大森地域 大森市民サービス課 0182-26-2115
十文字地域 十文字市民サービス課 0182-42-5114
山内地域 山内市民サービス課 0182-53-2933
大雄地域 大雄市民サービス課 0182-52-3905

 

このページに関するお問い合わせ

市民福祉部健康推進課健康づくり係
〒013-0044 秋田県横手市横山町1-1
電話:0182-33-9600 ファクス:0182-33-9601
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。