平成24年度不法投棄未然防止啓発活動事業（平鹿・横手地域）

平成24年度は6月と11月の2回にわたり事業を行いました。

平鹿地域（平成24年6月15日実施）

平成24年6月15日、横手市平鹿町の醍醐地区において、不法投棄未然防止啓発活動事業（明沢林道クリーンアップ）を実施しました。
一般社団法人秋田県産業廃棄物協会県南支部会員や横手保健所、横手市役所職員をはじめ、地域住民ボランティアの皆様や家電・タイヤ量販店などの民間企業からもご参加いただき、総勢約80名でのクリーンアップとなりました。
不法投棄されていた場所は、林道沿いの擁壁下約4mにあり、大量のタイヤやテレビなど家電のほか、一般家庭ごみと思われるさまざまなごみが辺り一面に散乱していました。このごみをフレコンパックに入れてユニック車で吊り上げる作業を繰り返し、それを手作業で分別して適正に処分しました。
回収したごみの量は、可燃ごみが460キログラム、金属くずが870キログラム、廃タイヤは11本、家電製品についてはリサイクルできるテレビが5台、冷蔵庫が2台であり、リサイクルできない家電製品などの混合廃棄物は1,300キログラムとなりました。処理費用はすべて県や市の税金で賄われることになります。
今回の場所には、監視カメラと啓発看板を設置し、今後も不法投棄の監視活動に力を注ぎます。

横手地域（平成24年11月9日実施）

平成24年11月9日、横手市横手地域内において、不法投棄未然防止啓発活動事業（横手ふるさとロードクリーンアップキャラバン隊）を実施しました。
この活動は横手地域不法投棄防止対策協議会(一般社団法人秋田県産業廃棄物協会／横手平鹿地域ごみゼロ秋田推進会議／横手警察署／横手市役所／秋田県平鹿地域振興局)の主催、横手地域環境美化推進員連絡協議会の共催で開催され、当日は26名が参加し横手地域に不法投棄された各所の回収作業隊、不法投棄行為の禁止を呼びかける広報隊の2班編成で巡回しました。
回収作業隊は、旧横手市内の一般道および林道の沿線11箇所を巡回し、不法投棄物を回収しながら未然防止の啓発活動を行いました。テレビ、洗濯機などの家電リサイクル法の対象となるものの他、小型の不燃物や衣類など、市の収集対象となる一般ごみも見受けられました。回収後に不法投棄防止看板を設置して再投棄の防止を呼びかけました。
広報隊は、広報車を先導に栄地区～大沢～杉沢～金沢地区～黒川地区を巡回しながら各所の不法投棄物を回収していきました。清陵学院付近のみずほの里ロード付近には小さな広場があり、弁当の空やオーブントースターやハンドドライヤー等、草むらの陰から発見され、啓発看板を広場入り口に立てました。
回収したごみの量は、可燃ごみが90キログラム、不燃ごみが210キログラム、金属くずが220キログラム、廃タイヤは7本、家電製品についてはリサイクルできるテレビを10台回収しました。処理費用はすべて県や市の税金で賄われることになります。