ヤングケアラーについて
ヤングケアラーとは
ヤングケアラーとは、法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族への世話などを日常的に行っている18歳未満のこどものことを言います。
子ども・若者育成支援推進法は、「家族の介護その他の日常生活上の世話を過度に行っていると認められる子ども・若者」として、ヤングケアラーを、国・地方公共団体等が各支援に認めるべき対象としています。

こどもが家事や家族の世話をすることは、家庭内での役割としてこれまでも一般的に行われてきたことであり、こどもの年齢や成熟度に合った家族のケア、お手伝いはこどもの思いやりや責任感などを育むなどのよい面もあります。
一方で、こどもの年齢や成熟度に合わない重すぎる責任や作業など、過度な負担が続くと、こども自身の心身の健康が保持・増進されない、学習面での遅れや進学に影響が出る、社会性発達の制限、就労への影響などが出てくることがあると報告されています。
ヤングケアラーに関する調査について
横手市ヤングケアラー実態調査
本市では、令和6年7月から10月にかけて、市内の小学生・中学生・高校生世代を対象に実態調査を実施しました。結果は以下のとおりとなります。
秋田県ホームページ「ケアラー・ヤングケアラーの支援」
秋田県のヤングケアラーに関する取り組みとして、LINEによる相談窓口や、セミナー案内、相談援助従事者向け研修などが公開されています。
こども家庭庁ホームページ「ヤングケアラーについて」「ヤングケアラー特設サイト」
ヤングケアラーについての概要や、各種相談窓口が公開されております。また、ヤングケアラーに関する問題および対応について把握するため、ヤングケアラーの実態に関する調査研究を公表しています。
家事や家族のお世話をしているあなたへ
家族のお手伝い・手助けをするのは「ふつうのこと」と思うかもしれません。でも、学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じる場合は、すこし注意が必要です。
家族のお手伝いやお世話をする中で、家族のこと、学校のこと、自分のことで困ったり悩んだときには、ひとりで悩まずに、学校の先生やスクールカウンセラーなどの大人に相談してほしいです。また、市役所にも相談窓口がありますので、せひ相談してください。相談内容についての秘密は守ります。
周囲の大人のみなさんへ
ヤングケアは家庭内のデリケートな問題です。ケアを行っているこども本人が自覚していない場合や、悩みを語りたがらない場合も多く、把握しづらい問題です。「おうちのことを頑張りすぎていて、負担がかかっているかも?」などと思い当たるこどもがいたら、市役所へご連絡ください。
相談窓口について
横手市には、こどもの家庭生活および学校生活について困っていることがあるとき、相談できる専門の相談員がおります。大人の方からでも、お子さん自身からでも、ご相談を受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。
横手市役所市民福祉部子育て支援課:電話0182-23-5344(相談員直通)
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このページに関するお問い合わせ
市民福祉部子育て支援課児童家庭係
〒 013-8601 秋田県横手市中央町8番2号(本庁舎4階)
電話:0182-35-2133 ファクス:0182-32-9709
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