水道 よくある質問

ページID1002479  更新日 2021年9月28日

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質問蛇口からでる水道水の水質(色、におい、味など)について教えてください。

回答

水道水に色や味などの異常を感じる現象については、さまざまな原因が考えられます。
気候や体調によってもいつもと違うと感じることがあります。
水道水に異常を感じられた場合には、水道課にご相談ください。また、受水槽(貯水槽)が設置されている集合住宅や大型施設は、施設管理者にご相談ください。

以下にお使いの水道で発生した現象と解決例の一部を掲載しましたので、お役立てください。ここに掲載されていない内容については、一般社団法人全国給水衛生検査協会発行の「水道水のトラブル解決法」ページでご確認ください。

水の色が「赤い」
使い始めだけに色がつく場合、長い時間水が配管にたまり、管内に付着した鉄さびが流れ出たと考えられます。鉄は人体の必須元素であり、過剰摂取した場合でも大部分が排せつされるため、重大な健康障害を起こすことはありません。気になる場合は、出始めの水をしばらく流してから使用してください。
金属的なにおいや味がする 
常に赤い水が出る場合は、家の中の配管全体が古くなり、さび付いていることが考えられます。その場合は、家の中の配管を取り替えることをおすすめします。屋内配管に使用される配管材料には多くの種類がありますので、その特徴を理解のうえ選択してください。 
水の色が「白い」
蛇口からでた水が白くにごって見えるほとんどは、しばらく置いておくと色が消えてしまいます。これは、圧力がかかった水道管のなかで水に溶けていた空気が蛇口を開けることにより、開放され小さなあわが見られる現象で、衛生的に問題ありません。しばらく置いておくと、あわは消えてきれいになり、そのまま使っても差し支えありません。白くにごる期間が長く続く場合は水道課へご連絡ください。
水の色が「青い」
(1)浴槽の水が青く見える場合は、アイボリー系の浴槽では光の加減により青く見えることがあります。これは海や湖の水が青く見えるのと同じ原理です。コップなどの容器に水を入れて明らかに着色していなければ安全です。もし、明らかに着色が認められる場合は、ボイラーなどに使われている不凍液の混入の可能性もありますのでボイラーなどの点検をおすすめします。
(2)浴槽やタオルが青くなるケースでは、配管に使われている銅が溶けだし、浴槽やタオルに付着しているせっけんや汚れの成分と反応し、青色のいわゆる「銅せっけん」が生成したことが考えられます。容器やタオルにせっけんや汚れが残らないように、こまめに洗浄してください。
水まわりに「白い」ものが付く 
水道水が蒸発した後に残ったカルシウム、マグネシウム等のミネラル分と考えられます。やかんや加湿器の噴き出し口などの水の蒸発・乾燥が繰り返される部分に白く付着していきます。
こまめに清掃することをおすすめします。
塩素のにおいがする
水道の水を安全にするために、塩素による殺菌を行っているためです。どうしても塩素のにおいが気になる場合は、いったん水を沸騰させるとにおいはなくなります。
灯油のにおいがする
室外の灯油タンクや配管から灯油が漏れ、土中の水道管が灯油で浸されて中の水道水ににおいが付いたことが考えられます。その場合は、油の浸透した土を取り替え、においが消えるまで水を流してください。
灯油タンクや配管は水道管と離れた位置に設置することをおすすめします。
カビのにおいがする
河川や湖沼に生息する藻(プランクトン)が産出する物質が原因とされています。市ではこのような現象が生じた場合、速やかににおいを取り除く対応を行っています。
水源の水温の上昇や藻(プランクトン)が繁殖しやすい時期にかけてにおいを感じることもありますが、飲用しても安全性に問題ありません。

このページに関するお問い合わせ

上下水道部水道課給配水整備係
〒013-0022 秋田県横手市四日町3番23号(水道庁舎1階)
電話:0182-35-2252 ファクス:0182-32-4033
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