クマに注意してください

ページID1003804  更新日 2025年11月28日

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「横手市ツキノワグマ対策会議」を設置しました

横手市全域、特に住宅地・市街地でツキノワグマの出没が多発しており、また、県内で人身被害も多発していることから、次により「横手市ツキノワグマ対策会議」を設置し警戒態勢を強化します。

設置日時/令和7年10月9日(木曜日)午後4時
設置者 /市長
本部長 /村田副市長

主な強化対策
・通学路等でのパトロール、情報発信の強化

クマの出没情報

クマの出没情報については、秋田県のツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」で確認することができます。目撃情報の投稿や出没情報のメール配信の機能もありますのでご活用ください。

クマダス

緊急の対応が必要な場合

クマの出没について、緊急の場合は市(農林整備課または各地域課)または警察まで直接ご連絡ください。

クマは食べ物があれば冬眠しません

クマは食べ物がずっと手に入る環境では冬眠せずに活動を続けます。冬眠してもらうためには人の生活圏における食べ物の管理が必要です。

クマを冬眠させるために管理をするものの例

  • カキなどの実のなる木(実のなる木を伐採する場合は市の補助金をご活用ください)
  • 地面に落ちているソバや大豆などの農作物
  • 倉庫などに貯蔵している食べもの(米ぬか、玄米など)
  • コンポストや廃棄作物などのゴミ類

ツキノワグマ出没警報・注意報について(発令中!)

ツキノワグマの目撃件数が例年より多いため、ツキノワグマ出没警報が発令されています。

(期間:令和7年5月8日から令和7年12月31日まで)

次項の「クマ被害の防止方法」をご覧のうえ、クマによる被害にあわないよう十分ご注意ください。

クマ被害の防止方法

  • ツキノワグマ等情報マップシステム『クマダス』で目撃情報を確認するなど、地域で情報共有をしましょう。
  • 単独行動は避け、できるだけ複数人で行動しましょう。
  • 鈴やラジオなどを身につけ、周りに音を出しながら行動しましょう。
  • 子グマを見かけても、決して近寄らないでください。近くには親グマが隠れている可能性があり危険です。
  • 一時的な保管でも屋外に生ごみや空きビン、空き缶を置かないようにしましょう。
  • 車庫や倉庫の扉は開け放しにしないようにしましょう。
  • 柿の木に実が残っている場合は実をすべて回収して、クマを引き寄せないようにしましょう。

クマと出会った際に取るべき行動

  • あわてずゆっくり後ろにさがり、静かにその場から立ち去りましょう。
  • 場合によっては、クマ撃退スプレーを使用しましょう。

入山禁止地域には絶対に立ち入らないでください

仙北市玉川地区など、近年クマによる人身事故が発生している地域では入山が禁止されています。
入山禁止地域では、人が集めた山菜を奪ったり、積極的に人に接近し襲ったりする危険性の高いクマがおり、鈴やラジオなどの一般的な対策では事故を防ぐことが困難ですので、絶対に立ち入らないようにしてください。
なお、入山禁止地域をはじめ、県内のクマ情報については秋田県生活環境部自然保護課のホームページでご確認いただけます。

クマの糞(フン)を見かけたら

横手市ではクマの目撃だけでなく、クマの糞を発見することも増えてきています。
クマの糞かわからず、警察や市に連絡しようか迷ってしまうとのご相談も増えてきました。
クマの糞の特徴や、良く見間違うタヌキの糞の特徴は下記のとおりです。

ツキノワグマの糞

  • クマの糞は、食べたものそのままの匂いがすることが多く、一般的に不快と思われる臭さはありません。
  • クマは、果物を食べている場合、その糞は水分が多く柔らかいという特徴があります。
  • どんぐりや栗を食べている場合、色が濃い茶色(黒色)の堅い糞になりますが、どんぐりや栗がそのまま消化されずに出てくることが多いです。
  • 果物でも、柿を食べている場合は水分が少ないためか、まとまった糞になることが多いです。排泄された直後の糞はオレンジ色で、時間の経過とともに糞の外側の色が濃くなっていきます。糞を割ってみて中の色がオレンジ色であれば、それはクマの糞である可能性が高いです。
  • クマは他の動物に比べて食べ物を上手に消化吸収できません。栄養を取るために大量に食べて大量に排泄します。
  • 固形の糞で、直径が5センチメートル以上あるような場合や、成人男性の握りこぶし以上のまとまった大きさの糞であれば、成獣のクマの糞の可能性が高いです。

タヌキの糞

タヌキの糞は、他の小動物の糞とも似ていることがあるため画像では提示しませんが、クマと区別するために下記のような特徴がありますので参考にしてください。

  • タヌキには「ため糞」という習性があり、同じ場所に何日も続けて糞をすることがあります。
  • ひとつひとつの糞は大きくありませんが、「ため糞」として集合することでクマの糞ぐらいの大きさになることがあるため、よく見間違います。
  • タヌキの場合「ひとつの糞の直径が1~3センチメートル程度」で「においがきつく臭い」ということが見分け方のひとつとしてあげられます。
  • タヌキはクマよりも消化能力が高いため、堅く消化しにくいものや繊維質なものを除けば、食べたものがそのまま出てくるということがあまりありません。

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このページに関するお問い合わせ

農林部農林整備課森林整備係
〒013-8502 秋田県横手市旭川一丁目3番41号(秋田県平鹿地域振興局3階)
電話: 0182-32-2114 ファクス:0182-32-4037
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