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春よ来い~忠義なネコの物語~

雪に覆われた浅舞公園

3月に入りやっと雪も落ち着いてきました。
この冬も昨シーズンに負けないぐらいの大雪となり、
横手市内にはまだまだたくさんの雪が残っています。
そんな中でも空を見上げると青空が広がり、
春が間近に訪れていることを感じさせてくれます。

平鹿町浅舞地区にある浅舞公園には「忠義な猫」の功績を称える
「忠猫」の碑がひっそりと建立されています。
この碑は100年程前からありましたが、今まであまり日の目を
浴びることはありませんでした。
しかし、このほど「あきた民話の会」の方々が中心となって
この『忠義な猫』の物語を作る動きが進んでいます。
現在は伊勢家の庭園は人々が憩う浅舞公園となり、
大きな松の木の下に「忠猫」の碑があります。
雪どけとともに「忠猫」の碑がもうすぐ顔を出します。
その頃には、「忠義な猫」の物語も完成し、
みなさんにお聴かせできることでしょう。

撮影協力/あきた民話の会 黒沢せいこさん・畑則子さん
撮影場所/浅舞公園(平鹿町浅舞地区)


【物語のあらすじ】
明治の中頃、大地主であった伊勢多右衛門が飼っていた
一匹の雌ネコがいました。
伊勢家の庭園(後の浅舞公園)は野ネズミや蛇にひどく荒らされ
樹木や花などに被害が及んでいました。
また野ネズミは村内各所の米蔵にある大切な米も食い荒らしていました。
伊勢家のネコはネズミを捕るのが自分の役目と心得たかのように
日々ネズミを退治し、この姿は神仏がネコに乗り移ったかのようで、
庭園と村民の命をつなぐ米を守る「いのちの番人」としてネズミ退治に奔走。
こうして庭園や村民の命をつなぐ米が守られました。
こうしたネコの姿を見て主人である多右衛門は「なんという忠義者だ。
老いて亡くなったらネズミの害から守る守護神になってもらいたい」
と願い碑を建立を思い立ちました。
やがてネコは亡くなり多右衛門は庭園に松を植え塚を築き
碑を建立したといわれています。

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