子どもの予防接種

ページID1003112  更新日 2022年11月1日

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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)予防接種費用を助成しています

横手市では、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)の任意予防接種について、接種費用を助成しています。
下記の対象に該当する方は、この機会にぜひ接種されますようお知らせします。

  • 対象:接種日に1歳以上で3歳未満の児
    ただし、公費負担は、対象年齢内のお子さん1人につき、1回です。
    すでに自費などで1回接種されているかたは、対象となりません。
  • 助成額:全額助成(無料)

ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)予防接種

ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん予防)ワクチンは、予防接種法に基づき平成25年4月から定期接種として実施しておりますが、接種後にワクチンとの因果関係が疑われる副反応が現れたことから、国の方針に準じ同年6月14日より積極的な勧奨を差し控えておりました。今回、子宮頸がんワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ることが認められたため、令和4年4月より積極的勧奨が再開となりました。詳細については下記の厚生労働省ホームページをご参照ください。

 

(厚生労働省ウェブサイトへリンクします)

HPVワクチンキャッチアップ接種について

積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方については、令和4年5月下旬に予診票を送付しております。接種を希望される方は、記入済みの予診票と母子健康手帳を持参のうえ、協力医療機関へ予約をしてください。

 

自費接種したHPVワクチンの接種費用を助成します

HPVワクチンの接種について、積極的勧奨を差し控えていたことにより、公費(無料)で接種できる機会を逃した方が、定期接種の期間を過ぎた後に自費で接種した場合は、接種費用を助成します。

助成を希望される方は以下の項目をよくお読みの上、期限までに申請してください。

〈対象者〉

以下のすべてに当てはまる方が対象です。

(1) 平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女性で、令和4年4月1日時点で横手市に住民票がある。

 ※令和4年4月1日以降に横手市から転出していても対象

(2) 16歳となる日の属する年度の末日(高校1年生の3月31日)までにHPVワクチンを3回接種していない。

(3) 17歳となる日の属する年度の初日(高校2年生の4月1日)から令和4年3月31日までにHPVワクチン(2価サーバリックス

 もしくは4価ガーダシル)接種を受け、接種費用を自己負担している。

(4) 令和4年4月1日以降、キャッチアップ接種によるHPVワクチン接種を受けていない。

 

〈助成額〉

(1) 領収書などのある方:接種費用の自己負担額全額(最大3回分)
 ※ただし、予防接種以外の経費(接種のための交通費やこの申請のために要した文書料など)は助成の対象外です。

(2) 領収書などがなく接種費用の自己負担額が不明な方:接種日の属する年度における委託料金(最大3回分)
 ※委託料金:市が医療機関と委託契約している料金
 

〈申請期限〉

令和7年3月31日

 

〈申請方法〉

以下のものを揃え、横手市市民福祉部健康推進課(横手市横山町1-1)へ提出ください。

(1) 横手市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費助成金交付申請書兼実績報告書
 ※領収書などの提出ができない場合は、「申請金額」は記入せず、空欄のまま提出してください。

 

(2) 接種費用の支払いを証明する書類 (領収書など)

※接種年月日、ワクチンの種類もしくは名称、ワクチンごとの料金、医療機関が分かるもの。

 領収証にこれらのものが記載されていない場合は、明細書も添付してください。どちらも原本に限ります。

 

(3) 予防接種記録のわかるもの (母子手帳の「予防接種の記録」、接種済み証など)

※お持ちでない場合は、接種医療機関で横手市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費助成金申請用証明書の交付を受け、原本を提出してください。

 

(4) 申請者の氏名、生年月日、住所が確認できる書類 (マイナンバーカード、運転免許証など)

※申請者が被接種者の保護者の場合は、申請者と被接種者双方のもの。

 

(5) 横手市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費助成金請求書
※領収書などの提出ができない場合は、「申請金額」は記入せず、空欄のまま提出してください。

 

申請書類提出後に審査を行い、交付が決定した場合は決定通知書を送付し、請求書に記載された金融機関に振り込みをします。

ご不明な点がありましたら、横手市市民福祉部健康推進課 電話0182-33-9600へお問い合わせください。

 

 

日本脳炎予防接種

日本脳炎の予防接種については、予防接種後に重い病気になった事例があったことから、平成17年度から平成21年度まで積極的勧奨の差し控えが行われていました。
その後、新しいワクチンが開発され、現在は日本脳炎予防接種を通常通り受けられるようになっています。

積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方へ
平成19年4月1日以前に生まれた20歳未満の方は、日本脳炎の定期予防接種を受けることができます。母子健康手帳で接種履歴をご確認いただくとともに、今後、横手市からのご案内に沿って、接種を受けていただくようお願いいたします。
(接種費用)無料
(持ち物)予診票、母子健康手帳

予診票がお手元にない場合は、再交付しますので、各市民サービス課(横手地域は健康推進課)へ連絡のうえ、母子健康手帳を持参しお越しください。

今後の対応
平成17~21年度に接種を受けなかった影響 今後の対応
第1期接種を受けていない方や接種回数が不足している方がいます。 第1期接種を受けていない方や不足している方には、順次ご案内を送付しております。
ご希望の方は、接種を受けることができますので、ご相談ください。
第1期接種を受けているが、第2期接種は受けていない方がいます。 第1期追加接種終了後、おおむね5年経過している方へ、ご案内を順次送付しております。
  • 平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方は、9歳~13歳未満の間に第1期(計3回)および2期の不足分を定期予防接種として受けられます。
  • 定期予防接種の標準的な接種開始年齢(3歳~4歳)に該当するお子さまについては、下記「定期予防接種」の欄をご参照ください。

定期予防接種

BCG

接種対象者
1歳未満の児(標準として生後5か月から8か月)
接種方法

1回

4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、不活化ポリオ)

接種対象者
生後3か月から90か月に至るまでの者
接種方法

初回:20日~56日までの間隔をおいて3回

追加:初回の3回目を終了後、12~18か月の間に1回

不活化ポリオ

接種対象者
生後3か月から90か月に至るまでの者
接種方法

初回:20日~56日までの間隔をおいて3回

追加:初回の3回目を終了後、12~18か月の間に1回

水痘

接種対象者
生後12か月~36か月に至るまでの者
接種方法

初回:生後12か月から15か月の間に1回

2回目:1回目接種後3か月以上の間隔をおいて1回接種(標準として1回目の接種後6か月から12か月の間隔をおいて1回接種)

麻しん風しん混合(MR)

接種対象者

1期/生後12~24か月に至るまでの者

2期/年長児

接種方法
各時期に1回接種する

日本脳炎

接種対象者
生後6~90か月に至るまでの者(標準として3歳児)
接種方法
第1期初回:6日~28日までの間隔をおいて2回接種
接種対象者
生後6~90か月に至るまでの者(標準として4歳児)
接種方法
第1期追加:初回終了後おおむね1年あけて1回
接種対象者
9歳以上13歳未満の児(標準として9歳児)
接種方法
第2期:1回

Hib感染症

接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(1)接種開始が生後2か月から7か月に至るまでの場合
接種方法

初回:27日から56日あけて3回

追加接種:初回接種終了後7月~13月の間隔をおいて1回

接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(2)接種開始が生後7か月から12か月に至るまでの場合
接種方法

初回:27日から56日あけて2回

追加接種:初回接種終了後7月~13月の間隔をおいて1回

接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(3)接種開始が12か月以上60か月に至るまでの場合
接種方法
1回接種

小児用肺炎球菌

接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(1)接種開始が生後2か月から7か月に至るまでの場合
接種方法

初回:27日以上あけて3回

追加接種:初回接種終了後60日以上あけて生後12か月から15か月の間に1回

接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(2)接種開始が生後7か月から12か月に至るまでの場合
接種方法

初回:27日以上あけて2回

追加接種:初回接種終了後60日以上あけて生後12か月以降に1回

接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(3)接種開始が生後12か月から24か月に至るまでの場合
接種方法
60日以上あけて2回
接種対象者
生後2か月から60か月に至るまでの者で、
(4)接種開始が、生後24か月以上60か月に至るまでの場合
接種方法
1回接種

2種混合(ジフテリア、破傷風)

接種対象者
11歳以上13歳未満(横手市では、小6に接種勧奨しております)
接種方法
1回接種

ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)

接種対象者
小学6年生から高校1年生に相当する女子
接種方法

2価:初回接種後1か月あけて2回目、初回接種後6か月あけて3回目接種

4価:初回接種後2か月あけて2回目、初回接種後6か月あけて3回目接種

B型肝炎

接種対象者
1歳に至るまでの者
(標準として生後2か月から9か月に至るまでの者)
接種方法

3回接種

1回目と2回目は27日以上の間隔をおいて接種
3回目は初回接種後139日以上の間隔をおいて接種

ロタウイルス感染症

接種対象者
ロタリックス
出生6週0日後から24週0日後までの者
接種方法

2回接種

初回接種を生後2か月から出生14週6日後までにすること

接種対象者
ロタテック
出生6週0日後から32週0日後までの者
接種方法

3回接種

初回接種を生後2か月から出生14週6日後までにすること

予防接種協力医療機関

定期予防接種について、横手市内の協力医療機関を下記のファイル「予防接種協力医療機関一覧」にまとめております。

定期予防接種に関する注意事項など

  • 接種対象年齢の起算日は、「誕生日の前日から」です。「未満」、「至るまで」とは、いずれも「誕生日の前日」となります。
  • 法律の改正などの事情により、実施内容を変更する場合があります。
  • 接種年齢対象者以外は全額自己負担になります。

各病気・ワクチンの説明

  • BCG
    結核を予防するワクチンです。結核は結核菌によってうつります。結核に対する抵抗力は、お母さんからもらうことができません。
  • ジフテリア
    ジフテリア菌が咳やくしゃみで空気の中に飛び出していって、うつる病気です。症状は高熱、のどの痛み、犬が吠えるような咳、嘔吐などです。ジフテリア菌の出す毒素によって、心臓や神経に後遺症を残すことがあります。
  • 百日咳
    百日咳菌が咳やくしゃみで空気の中に飛び出していって、うつる病気です。症状は風邪のような症状から始まり、咳がひどくなり、笛をふくような音が出ます。咳で息ができず、肺炎や脳症などの合併症を起こすことがあります。
  • 破傷風
    破傷風菌は土の中にいて、傷口から体の中に入ります。症状は口が開かない、全身のけいれんです。
  • 不活化ポリオ
    「小児まひ」とも言われる病気を予防するワクチンです。ポリオはポリオウイルスが便から排泄されたウイルスが口から入って、うつる病気です。症状は風邪のような症状から頭痛、嘔吐、そして麻痺が起こり、一部の方は後遺症が残ります。
  • 麻しん風しん混合(MR)
    麻しんと風しんという二つの病気を予防するワクチンです。重い合併症を残すことがありますので早めに接種しましょう。
    • 麻しん
      麻しんウイルスが咳やくしゃみで空気の中に飛び出していって、うつる病気です。症状は熱、咳、鼻水、めやに、発疹です。気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎が主な合併症です。
    • 風しん
      風しんウイルスが咳やくしゃみで空気の中に飛び出していって、うつる病気です。三日はしかとも呼ばれます。症状は発疹、発熱、リンパ節の腫れ、目の充血などです。関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎が主な合併症です。
  • 日本脳炎
    日本脳炎ウイルスの感染によっておこる脳や脊髄などの病気を予防するワクチンです。ヒトからヒトへの感染はなく、ブタなどの動物の体内でウイルスが増殖した後、そのブタを刺したコガタアカイエカ(水田などに発生する蚊の一種)などがヒトを刺すことによって感染します。
    症状が現れない場合が多いですが、症状が出る場合には潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、その後、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、けいれんなどの中枢神経系障害(脳の障害)を生じ、脳炎を発症した場合20~40パーセントが死亡に至る病気といわれています。
  • ヒブ
    咳やくしゃみなどで体内に侵入し髄膜炎や肺炎などを起こします。特に乳児がかかりやすい病気です。
  • 小児用肺炎球菌
    この菌は、子どもの多くが鼻の奥に保菌しています。抵抗力の低下や粘膜のバリアが損傷されると菌が体内に侵入し、髄膜炎や肺炎を起こします。
  • ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)
    子宮頸がんの原因となるウイルスです。このウイルスには、たくさんの型があり、ワクチンによってすべての子宮頸がんを予防することができませんので、子宮頸がん検診を定期的に受けることが大切です。
  • 水痘(みずぼうそう)
    水痘は「みずぼうそう」ともいわれ、水痘・帯状疱疹ウイルスによる直接感染、せきやくしゃみによる飛沫感染あるいは空気感染によって感染します。特徴的な発疹が主な症状で、かゆみを伴います。
    肺炎、気管支炎、肝炎、皮膚の細菌感染症、心膜炎、小脳炎、髄膜脳炎、血小板減少性紫斑病などが主な合併症です。
  • B型肝炎
    B型肝炎ウイルスの感染により起こる肝臓の病気です。一過性の感染で終わる場合と、そのまま感染している状態が続いてしまう場合(この状態をキャリアといいます)があります。キャリアになると慢性肝炎になることがあり、そのうち一部の人では肝硬変や肝臓がんなど命に関わる病気を引き起こすこともあります。
  • ロタウイルス
    ロタウイルス胃腸炎は、感染力が非常に強く、激しい下痢や嘔吐を起こします。入院や、合併症を起こすこともあります。生後すぐに感染する場合もあるので、ワクチンの接種は早い時期に完了させます。ロタウイルスワクチンは2種類あり、どちらも飲むタイプの生ワクチンです。
    どちらのワクチンもロタウイルス胃腸炎の発症を7~8割減らし、入院するような重症化はそのほとんどが予防できます。

県外でも定期予防接種を受けることができます

里帰り出産などの諸事情により、県外で定期予防接種を実施される方は、事前にお手続きしていただく必要があります。県外での接種を希望される場合は、各市民サービス課または健康推進課へご相談ください。

手続きの流れや提出書類に関する説明は下記のファイル「県外での定期予防接種実施について」をご確認ください。


特別の理由による定期予防接種の再接種費用を助成しています

骨髄移植手術などで免疫が消失し、接種済みの定期接種の効果が期待できないと医師に判断された方で、それらの予防接種を再接種する場合、その費用を助成いたします。該当される場合は、各市民サービス課または健康推進課へご相談ください。

手続きの流れや提出書類に関する説明は下記のファイル「特別の理由による再接種費用の助成」をご確認ください。


予防接種記録の照会・証明

予防接種記録の照会や証明書の発行については、「予防接種記録の照会・証明」のページをご覧ください。

問い合わせ先

地域名 担当課 電話番号
横手地域 健康推進課(横手保健センター) 0182-33-9600
増田地域 増田市民サービス課 0182-45-5514
平鹿地域 平鹿市民サービス課 0182-24-1114
雄物川地域 雄物川市民サービス課 0182-22-2157
大森地域

大森市民サービス課(保健福祉センター)

0182-26-4030
十文字地域 十文字市民サービス課 0182-42-5114
山内地域 山内市民サービス課 0182-53-2933
大雄地域 大雄市民サービス課 0182-52-3905

 

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部健康推進課健康づくり係
〒013-0044 秋田県横手市横山町1-1
電話:0182-33-9600 ファクス:0182-33-9601
お問い合わせフォームは専用フォームをご利用ください。