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伝統的建物の公開情報

佐藤こんぶ店

佐藤こんぶ店

〔特徴・見所〕

佐藤こんぶ店は、大正期より昆布販売業を営んでいた先々代の理吉氏が、戦後に現在の土地家屋を購入し昆布販売の拠点をこの地に構えて現在に至っています。
家屋の造りは、南側に「とおり」を配置した間口が狭く奥行きが50間以上もある増田特有の町屋形式が踏襲され、店舗部分や内装等に手が加えられていますが、基本的には大正から昭和初期の家屋形態を残しています。
当家の家屋の特徴は、他家と同様に家屋の中に土蔵を有していることですが、当家の場合他家と大きく異なり、出入口等の開口部に土扉が付いていないこと、また、座敷として使用された形跡がないことなどから、居住空間としての内蔵ではなく外蔵と同様な物資等の収蔵を目的に造られたものと思われます。内蔵が多く残る増田でもこのような内蔵の類例は無く、どのような経緯で建造されたのか、今後の調査が期待されています。

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