議長のあいさつ

開かれた議会と住みやすいまちづくりの実現を

　このたび、横手市議会、第11代議長に就任させていただきましたことは、身に余る光栄に存じますと共に、その職責の大きさを痛感し、改めて身の引き締まる思いです。浅学非才の未熟者ではありますが、今までの貴重な経験を踏まえ、今後、円滑な議会運営と議会のさらなる活性化に努めてまいる所存です。
　開かれた議会、そして、住んでみたいまちづくりの実現のために、このたび、私は次の2点を目標に掲げました。
　1点目は議会として積極的に政策提言ができる仕組みづくりのために、政策討論会の実現や各委員会での調査研究のテーマ設定を確実に行うこと。2点目は、なお一層の議会改革の推進であります。
　議会がその機能を最大限に発揮できるのは、難局にあってもそれぞれが立場を超えて一枚岩となった時です。地方議会における二元代表制を堅持しつつも、時には市当局側と腹を割って話し合い、市民の皆様全体の生活や福祉の向上、また、市政発展に向けて建設的な政策議論につなげたいと思っています。
　我が横手市においても急激な人口減少や高齢化の進展、基幹産業の低迷や社会資本整備の充実に向けた取り組みなど、さまざまな分野で課題が山積しています。
　このような先行きが不透明な時代にあっても、安心安全な暮らしの実現に向け、チーム横手市議会として切磋琢磨しながら誠心誠意、取り組んでまいりますので、より一層のご支援、ご鞭撻をお願い致します。